2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ハブ除けの呪文

この項、2013/01/11に書いております。祝女ではなく、一般人の、ハブ除けの呪言は以下のとおりとのことです。 しかぬこまだらぬ 虫あれば やまたつひめに かくと知らさん 儀法と唱えて、山や畑にはいるとのこと。奄美大島物語、文英吉(かざり えいきち)著 …

やまた・つ・ひめ

ちなみに邪馬台を「やまた」と捉えることは、古代中国の音韻についての学問の成果からすると、少々厳しいです。 邪馬台国と魏との外交の通訳に古代朝鮮の人でもいれば、ぐっと近づきますけれど。

「やま・たつ・ひめ」か「やまた・つ・ひめ」か

その神の名前が「やま・たつ・ひめ」なのか「やまた・つ・ひめ」なのか知りたいと思うのです。竜蛇信仰はよくみられますから、「山竜姫」も考えられます。ハブの元締めにザコハブをコントロールをお願いするというタイプなのかもしれません。でもねぇ。一般…

奄美大島にはハブがいる、そしてヤマタツヒメが抑えてくれる

ハブは毒持ちなのでいろいろな地方で怖がられています。奄美大島ではハブ除けのマジナイがいくつかあるのですが、その中に、「やまたつひめ」や「やまたつひめかみ」という謎の存在が登場します。ハブ除けに神威がある超越者として位置づけられているようで…

FLOATwitterという嫌なサービス

http://www.greenspace.info/floatwitter/ 上のサービスが、twitter.comへのパスワードを入力するように促しているのだが、なんとかならんのか?狂っている。 はてぶでは、便利だ便利だとしか評価がついていない。 世の中こんなものなのか?

推察

陳寿は、倭人伝を書くにあたって、陸行で千百里ほどを、三十日とみなしたかもしれません。もちろん、悪路を想定してです。 陳寿が利用した原資料に、邪馬台国まで悪路で千百里と書いてあれば、これを、陸行一月と書いてもよろしいことになります。 これです…

別途情報

すでに当日記で書いたのですが、西域伝には別途、三日で百十里ほどであるという記述もあります。

漢書西域伝ならオッケー、一日四十里ほど?

漢書西域伝ならば、ほぼ確実に陳寿は参照しているはずです。ですので、漢書西域伝から、陸行の一日が何里にあたるのかを計算できたほうが良いでしょう。 精緻に調べきったわけではないのですが、私が検算したところ、部分的に以下のようなことがわかりました…

唐六典は唐の時代であって卑弥呼の時代のものではない

魏志倭人伝を書いた著者の陳寿は、唐が成立するはるか以前に死んでいますから、ひょっとしたら唐六典の基準ではまずいかもしれません。

唐六典

唐六典に、一日あたり五十里という基準が書いてあるのだそうです。 邪馬台国九州説(特に放射説)によく使われる根拠なのですけれど、これだと、陸行一月 = 陸行千五百里ということになります。 詳細は省きますが、邪馬台国の位置が九州に収まるくらいと解…

魏志倭人伝の里程は難解

邪馬台国に行くにあたって【厳密に言えばどこからか不定】ですけれど、南に、水行十日陸行一月行くと書いてあります。これだと里程がわからない。何里行くか明記していないわけです。ここに邪馬台国の位置が不明であることの大きな理由のひとつがあります。