回答例

天秤で、左の皿にホゲホゲ、右の皿にフガフガを乗せて計量することを、以下のように略記することとします。


[ ホゲホゲ ^ フガフガ ]
たとえば、左の皿にA,B のコインを、右の皿にC,Dのコインを乗せて計量することを、以下のように記します。

[ AB ^ CD ]

今、7枚のコインを、A,B,C,D,E,F,G とします。この中から2枚の軽い偽コインを特定するための機械的な3回の計量方法の一例は、以下のようになります。 機械的な方法ですから、3回の計量の順番を変更しても構いません。


[ ABC ^ DEF ]
[ BE ^ CD ]
[ AE ^ BF ]

3回の計量の結果は、それぞれ、左に傾く(右が軽い)、傾かない、右に傾く、の3通りを考えれば良いですから、全てのケースを考えるには、3×3×3 = 27 通りを調べればよいこととなります。

実は、この27通りのうち、6通りは、実際には出現しない、不可能なケースとなります。計量結果が矛盾を含むのです。実現可能なケースは21通りです。

7枚のコインのうち、2枚のコインが偽者ですが、その組み合わせの数は、7×6÷2 = 21 です。 この21通りの組み合わせが、すでに例示した3回の計量の結果21通りのケースに1対1で対応します。 お確かめください。

以上で、偽コインを特定することができす。