天皇に高貴な人格の必要なし

というようなことが「うヨーク諸君」のあいだで蔓延しているらしい。(本当だから驚いちまう)
きっかけはどうやら皇太子が言い放った、さまざまな諸勢力からの皇太子妃への人格攻撃についての暴露のようだ。「うヨーク諸君」は皇室内部に保護すべき人格など必要なしとでも思っているのだろうか?かわいそうに>皇室の中の人たち。
「うヨーク」論客のこばやしよりのし氏のまーんあがによれば、歴史的に見ても過去の祖先には悪逆非道な天皇がいたんだから、天皇という存在に人格なんか関係ないというのだ。うほ。皇帝に道徳が求められるのは中国思想なのであって日本には関係ないともいう。あほか?悪い王なら放逐すべきである。当然だろ?そして、もしも万世一系の血統こそが天皇のありかただとするならば、そうした血統の中に悪逆非道の血が流れていることを素直に認めて人格って大事だよと言うべきであろう。あ、そうか、神だから人格不要か大笑いだね、こりゃ。
「うヨーク」諸君は日本書紀をしっかりと読んで、どれだけの卑怯な振る舞いを代々の天皇がしてきたかを学ぶべきだ。よしんば神だとしても許されないことがあるのだよ。日本書紀も読めないほどの読解力がないやからが思想家ぶるんじゃないっていうの。
一例をあげよう。初代神武天皇は奈良の地に進入後、強かった敵勢力との和睦をもちかけておいて(しかも天皇側敗北の雰囲気で)手打ちパーティを開き、隙をみて参加した敵を全員切り殺した。卑怯。卑怯。大卑怯。神だから許されることじゃぁないよな。
※ちなみに下僕ととなる側がパーティーの食事を提供するのが当時のならわし。天皇側が食事を用意した。