都市への無差別爆撃

せんそうーせいぎー

Q:老人子供ご婦人などもあっというまに命を落とす都市等への無差別爆撃。世界史上で大規模な無差別爆撃を最初に行ったワルーイ国ってどーこだ?
A:大日本帝国中華民国蒋介石政権が政権中枢を南京から重慶に移した後、我らが皇軍の首脳部の行け行けどんどんスタッフの一部が重慶への空爆を上申した。陸軍首脳部の大方はその提案に及び腰だったけれども(武士道精神やら皇軍意識やらで?)昭和天皇裕仁がこの悪しき提案に積極的に賛意を示しプッシュし、かくて歴史上初めての空爆による大量虐殺の火蓋が切られたのであった。あほまるだし。

※後日追記:ナチスドイツによるゲルニカ爆撃のほうが1年早かったです。もうしわけない。コメントにてご教示ありがとうございます。

考えろ考えろ考えろ

もちろん現時点で、わが国の「うヨーク諸君」は天皇に戦争責任なしと公言してはばからないわけであるけれども。そしてアメリカだって日本を爆撃しているしいいじゃんかみたいな相対主義をとるし。問題はそこじゃぁない。女子供老人を殺してよし、大東亜共栄圏の正義のためならば、という腐った精神こそが問題。これはもちろん日本ばかりではなくて世界中に蔓延している、正義の戦争ならなんでもありという病的思想の現れ。戦争なんて必ず正義のためにの旗印で行われるのだからね。そして正義のためならだれかれかまわず殺していいという精神こそが実は人類の敵なんだけれどね。こうした単純なことがわからんから世の中の思想家や運動家を私は信頼できないのだ。『正義の人たち』よ、お前たちは安全な防空壕の中でせいぜいほざいていればいい。俺は空爆の中、最後まで人生をあきらめないぞ。女子供老人とともに生きぬいてみせる、絶対だ。