柏崎原発の安全性

このたびの中越沖地震によって柏崎原発が直撃を受けました。直下型だったので、みかけの震度やマグニチュードからえられる印象よりも直撃度は大きく、680ガルもの影響でした。 これ、想定されていた上限のエネルギーの2倍を超えていたそうです。
※標準想定は300ガル。柏崎原発では余裕をみて450ガルをみこしていたようです。

阪神淡路大震災に比べると、私の計算ではマグニチュードから得られる今回の地震は10分の1程度の力強さだったわけなのです。仮に、阪神淡路大地震クラスであったとすると、柏崎原発は、想定されていた地震強度の20倍超を受けていたことになります。仮にですけれどね。

前もって予想されている地震被害の大きさが、政府によって今まで故意に低く予想されていたような気がしてしかたがありません。パイプ一本はずれたら大騒ぎなのですが。。。
※日記を書いたあと、その後の報道によれば実際にパイプがはずれていたらしいです。このパイプは消火系でして、そのせいでいつまでも黒煙が。政府が「自前で消化できるように」と言うのは正しいのですが、本当にできるのかどうかについては、なお不安です。消化系だけでよかった・・・

まだまだこの地域にはエネルギーが解放されていない未発見の断層がいっぱいありそうだと地震学者は口をそろえて言っております。くわばらくわばら。

※呪文「くわばら」は雷にしか有効でありません。