ハリー・ポッターの物語に登場のダンブルドアの恋愛対象が男性だという

テレビをぼんやり見ていたら。著者のJ・K・ローリングがインタビューに答えて、ダンブルドアの恋愛対象が男性だという設定があるのだと言っていました。へぇ。私はこういうあんまり表に強調されてこない設定、好きですね。
ちなみに私は性同一性障害というネーミングも概念も古臭いと思っています。障害じゃなかろ?という確信があるからです。ただの、天与の個性ないし特性なのであって。
同じことですが、色覚異常というネーミングも好きではありません。遺伝子の多形のひとつなので「色覚特性」と捉えるべきと思います。
メジャーな属性の中にいる人がマイナーな属性の中にいる人を「異常」とみなすことは、はなはだ不合理だと思います。差別や排除の源泉ですから。
そういえば、インタビューではJ・K・ローリングが「貧困や差別に無感覚な人々に」大変な怒りがわくことがあるそうです。そんなローリングだからこそダンブルドアについての深みのある人物設定が湧き出てくるのですね。ローリングのファンになりました。

いちにぃさん

イー・リャン・サン・スー・ウー・リュー・チー・パー・チュー。マージャンで覚えた中国風の単語です。なまっているらしいけど1,2,3,4,5,6,7,8,9のこと。
してみると、日本語の、イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、キュー、は中国語からの輸入品、派生であることがわかります。
やまとことばでは、ひと、ふた、み、よ、いつ、む、なな、や、ここの、を思い出しましょう。前振りはここまで。
体操の掛け声などでわかるように昇順で数えると、
イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、キュー
なのに、降順で数えるとロケットのカウントダウンでわかるように
キュー、ハチ、ナナ、ロク、ゴー、ヨン、サン、ニ、イチ。
たぶんNHKのアナウンサーでも上のように言うはず。
ね?4と7のところで違うでしょ?昇順と降順とで読み方が違う言語はおそらく世界でも日本語くらい。
こういうのは言語学のターゲットなんですけどねぇ。たぶん定説がないと思います。
言語学といえば首位攻防戦問題があるけどこれは明日のネタにしておきます。
それに物部の呪文のこともあるので…これは近い将来のネタ。