確率が負

確率が負という記事が日経サイエンス10月号にあったみたい。たぶん、実験での測定結果に条件付確率を無理にあてはめて4つの経路についての事前確率を求めているのだと思うのだけれども、その際に確率が負になる経路が出てくるということなのだろうな。

記事を良く読まないでいい加減に感想を書いてみるけれど。
$大前提:全事象U が A,B,C,Dの4つに分配される。
$各事象の確率は以下。
A: 1
B: 1
C: -1
D: 0
$合計確率は1。つまりUの確率は1。
$上の前提で条件付確率を計算すると実験値が説明できる。

これ・・・大前提が間違っているような気がする。分配はできないとするのが吉。条件付確率を適用するなら古典論的な考えでやっては駄目なはず。量子の世界では分配則が適用できないのだから。
間違った前提で逆計算するから確率が負になるのだーーー!

なんて大法螺をこいている。