矛を使うヒミコの軍隊

魏志倭人伝にシッカリ書いてあるのですが、ヒミコの居るところの周囲は兵隊で固められているわけです。で、その兵隊さん達が使っている武器については、別の部分で書いてあるのです。矛(ほこ)を使います。木の弓とかも。この弓が面白くて現代の弓とちょっと違うんです。上下逆というか。先日南米奥地でみつかった原住民が使っていた弓なんかがソノ形式でした。報道写真見てビックラこいたもの。もとい。ここで大事なのは矛なんです。
考古学的な発掘では、近畿地方(大和含む)では一切、矛が出土していません。
このことは、邪馬台国が近畿になかったであろうという強めの証拠になっていると思われますがどうなんでしょう?確か中学校の教科書でも九州の銅矛文化圏と近畿の銅鐸文化圏について書いてあったような気がしましたが…これらは宗教用のかざりものであってエライ人を守るための軍事的な兵器ではないにせよ、なんらかの関わりはありますよね?ちなみに銅鐸は馬の鈴の化け物。