再就職用会社情報検索

総務のスキルを持つ失業中の友人がハローワークで再就職先をひとつみつくろった。『ねぇ、この会社大丈夫かなぁ』と尋ねられた。ううむと思い、ググって見たら非常に有意義な検索サイトをみつけた。

『就職活動と会社情報』ホームページ
http://work.or.tp/

上記サイトより引用してみる。

『就職活動と会社情報』ホームページにようこそ。

ここは多くの過去求人と皆様からいただいた会社情報を検索できるデータベースです。 350万件強の情報が検索対象となっております。

就職には「自己分析」「求人情報」「会社研究」「書類選考対策」「面接対策」などが必要です。

『就職活動と会社情報』の目的は「会社研究」の支援です。

国営のハローワークは無料で多くの求職者に求人を公開できるため多くの企業が利用し求人情報の宝庫となっています。

ハローワークの多くを占める中小零細企業の中には良い求人が多くあります。

しかし表面上法的に問題がなければ求人が出せるため多くのブラックリスト企業をかかえているのもまた事実で、それを判別するのは容易ではありません。

ブラックリスト企業ほど人を食い物にするのに慣れているので、求人の文面や出し方が上手く、人が応募しやすい求人を出してきます。

過去の求人の履歴などを見るとズバリではありませんが、その企業やグループの問題をある程度類推できます。

特に求人の履歴が多すぎるなら、その求人はなんらかの問題を持つ可能性ありと注意した方が良いでしょう。それを過去に遡って検索可能としております。

これに皆様からの口コミ情報を加えれば中小零細企業である求人者の実態も応募や就職の前に知ることができ、良い求人者を助け、良くない求人を駆逐するという公共の利益にかなうページができるのではないかと考えています。

ハローワークでは現時点での求人情報しか参照できない。過去の求人を検索できれば、再就職先としてふさわしくないかもしれないという情報を取得できる可能性がある。

実際、私の友人は総務経理担当を希望していたが、狙っていた会社は過去1年半の間に総務経理担当を間隔を空けて6回も求人していたことが会社情報検索で判明した。そこで原因を別途情報源から探ってみたところ経営トップが自己啓発セミナーの下部組織にハマっていることが判明。この時点で仲良くなっていた親切なハローワークの職員に内緒で聞いてみる決心をしたところ『努力次第だがトップの経営理念に納得が出来ないと厳しいかもしれない』という立場上ギリギリの回答をもらえた。友人はその会社に既に応募書類を出していたが別の就職先を探すことに決定した模様。

ほかにも2〜3例調べてみたが、問題のありそうな会社は浮かび上がってくるようだった。上記サイトの利用者が情報を積極的に登録しているらしい。