最強の【反】相対論

今までこんな【反】相対論は見たことがありません。

●T理論
http://www.ni.bekkoame.ne.jp/tsuneizumi/index.htm

以前からある【反】相対論は概ね、口先だけの、検証もない「思い込み」だったわけで、到底科学に貢献しているとは思えないものばかりだというのが、私の持論です。
アインシュタインにはじまる相対性理論は素晴らしい。古典電磁気学における相対性原理とニュートン力学における相対性原理とが、互いに他の原理を拒絶していた時代に、それらを「物理学的な意味において統一した」アインシュタインによる特殊相対論は素晴らしいものであったし、そこから自然に美しい重力場理論である一般相対性理論までも誕生したわけですから、その真実性に私は圧倒されるわけです。無論、完璧な理論などありません。今後修正の必要のない理論は古典熱力学だけでしょう。しかしアインシュタインは宇宙の本質という楽譜から音符を読み取って奏でる天才であったと思います。
美というものは真実を表象します。相対論は物理学的に見て極めて美しいわけです。たとえ数式が複雑でもね。

さて、従来の反相対性理論は、私にとっては単なる読み物としか受け止められませんでした。わざわざ反相対性理論の反証の必要なし、というレベルのものばかりだからです。ところが、本日御案内するT理論はちょっと色合いが違います。T理論は、従来ある実験結果の説明の一部を、よりよく説明しています。また、T理論が真実であるかどうかの実験による検証方法まで提供しています。この姿勢は極めて重要です。

真理を捉まえる物理学理論には内的な美しさがなくてはいけませんし、この宇宙にそぐわしいかどうかという外的な検証も必要です。どちらか一方では駄目なのです。T理論は外的な検証を求める理論ですので、そのへんにある妄想【反】相対論ではありません。しっかりとした実験で、正しさを証明してあげるなり、命脈を一気に断ち切るなり、なんらかの真偽判定が必要だと思います。

個人的には未だ、T理論の内的な美しさを感じることは出来ませんが、量子力学の物理像にも美を感じることができないのと同様です。(量子力学の数学的な美しさは本当に素晴らしいと思いますが物理学的な描像としてはイマイチなのです。)

誰か検証しる。(真剣)


  − T理論から得られるいくつかの結果 −

        1. 加速器における荷電粒子の加速運動は、相対論とT理論で一致する。

        2. 水星の近日点移動が軌道の数値計算から99.9%以上の正確さで計算できる。

         この軌道計算は任意の楕円運動で可能である。

        3. 原子時計は、重力ポテンシャルの変化に起因する時刻の変化を示す。

         GPS衛星搭載の原子時計の変化は時間の変化とは無関係に説明できる。

        4. 1次、2次のドップラー効果の理論値は観測結果と一致する。

        5. 水素原子のエネルギー準位が従来より正確な値として与えられる。

         2S(1/2)、2P(1/2)に関しては、ディラック方程式の解に比べ

         実測値との誤差が10%以下になる。

        6. 自己エネルギーと質量エネルギーが一致し、物理理論の整合性が高まる。

        7. 従来理論におけるボーア半径の異常性が改められる。

        8. 電子雲分布から、水素原子の正確なエネルギー準位を求めることができる。

         この事実は波動関数の実在の証拠となる。

        9. 質量不変の帰結として、繰り込み理論が不要となる。

         繰り込み理論を用いずにラムシフト計算が可能となる。

        10. ローレンツ不変量は、T理論で従来と同様の役割を果たす。

         ローレンツ不変量は相対論と必要十分の関係にあるのではない。

        11. デルタ関数は修正され、素粒子を表す大きさのある自由空間の波束として示される。

        12. 波動関数実在の帰結として、観測問題が解決する。

         波束の収束という異常概念は不要になる。

      その他、数多くの興味ある結果がT理論から導かれる。