タイガー

TOTOROさんのところでTiger

ふぅむ。

これに関連して

こうなってくると。

正直なところ過去のユーザデータを継承したインストールには注意が必要だと思われました。とのことで。

脱線の原因3

1分半が命を奪った

ちょっと前に該当区間で新駅が作られたにも関わらずダイヤを一切変更していなかった模様。ありえない。

運転士による速度超過があったときに強制的に制動させる新しいATS装置の敷設についてJRは渋っているようだ。地元の田舎でも危険な曲率の区間を含んでいれば新しいATSがはいっているぞ?対策をせずに運行開始をしようとしているJRには疑問を感じる。競合路線もあるのだから客離れを懸念してあせっているのだろうか?ならば簡単だ。ダイヤを安全なゆとりをもって治せば良い。走らないよりずっとましだ。新駅が出来た分だけでも。そして多少オーバーランしようがなんだろうが最高速度超過の運転などさせない・しない安全運転重視の姿勢を明確に打ち出すべきだ。新しくATSが敷設されたらダイヤを微調整すれば良い。

5/3追記:ATSには速度超過検知装置がついていたが使われていなかった。

言葉も出ない。当初JRは報道で古いタイプのATSであったので速度制限超過したときに減速する措置が出来なかった云々と言っていたはず。

先ほどテレビのニュースで言っていたのだがこれは真相を隠蔽する発表だった模様。実は該当区間においても制限速度超過を検知し制動可能なオプションが現行でも備わっているが人為的にそのオプションをはずしていた模様。ATSが本来持っている機能をわざわざはずして危険な運行を行っていたのだ。WindowsActiveXの実行を促すサイトのようなものだ。はっきりと言う。これは【悪】である。パソコンへのガイドであるならばサイト運営者が充分に 知識がなかったという可能性もあるのだが、JRのATSに関してはそんな言い訳は効かない。

私鉄よりも到着時刻が早いという特質をもったドル箱路線で売っていたがゆえにわざわざATSの機能を麻痺させていたのである。人命よりも利益を重視していたのである。きちんと国をあげて反省しないと犠牲者は浮かばれない。

準正多面体と円周率と微細構造定数と素粒子間の質量比について

円周率を求める冴えたやり方

16進の少数で表現した円周率を求める奇跡的に美しい級数表現について当日記の■円周率を求める冴えたやり方で触れました。任意の桁についての数字があっというまに求まるという魔法の公式でした。で、私としては10進数表現でなにか無いのかと探していたのですが、16進表現を世に出したSimon Plouffe が10進表現でなにかしでかしている論文へのリンクを発見、ところがあろうことかリンク切れ。あうあう。とても残念だったのですが次の瞬間にもっと恐ろしいものを見てしまったのです。これはトンデモないですよ。本当なら科学が大変貌を遂げてしまいます。うぁあああぁぁああでした。

準正多面体

驚くその前に、私が知っていたことをいくつかキーワードで。まずは準正多面体。結晶構造や生化学の分子式(立体構造)、カーボンナノチューブ原子核内部の核子の配置など自然界に横たわる構造美に時折顔を出す小さくてキュートな魔物です。サッカーボールの模様にも関係あります。

ニュートンに先立ってケプラーが太陽系の惑星の運行を研究し当時の貧弱な天文学の知見から膨大な数値計算をしていなければニュートン万有引力の法則を発見・定式化できていなかったであろうことは一部で知られていますが、そのケプラーは太陽系の惑星群の解析モデルとして正多面体をイメージしていました。今となってはそのイメージはまったく捨てられていますが宇宙の構造美を予見し求めていたケプラーならではのセンスでしょう。神の設計になる美はニュートンによって導入された微分積分によって全く違う表現で花開いたのです。

準正多面体がどのようなものかについてはビジュアルな解説が読める次のURLをポインタとしてあげておきます。とりあえず準正多面体は13種類あって、など目で見て楽しんで下さい。

微細構造定数

次のキーワードは微細構造定数。

相対論的量子力学を一気に1人で確立した天才物理学者のディラック陽電子の発案者として著名かもしれません。SFなどでもディラックの海という概念が引用されていたりします。(百億の昼と千億の夜

そのディラックは物理定数が調和しながら微妙に変動しつつあるのだという大胆な仮説を提唱したことがあり、物理学の世界でブームになったことがあります。その時の主役は微細構造定数。1/137 という魔法の数字。物理理論の関係なさそうなあちらこちらに偶然にも?顔を出す定数です。理科年表にも出ていますよ。未だに尾をひいていることが次の文献でもわかります。

クォークレプトンの質量は大きな問題である。3世代12個の、色違いを別種とすれば24個のクォークレプトンがすべて「素」とは考えられない。質量は第1世代から第2、第3と進むにしたがって次第に重くなる。何かの規則に従っているはずであり、それを突き止めて、すべての質量を計算すべきである。ミューオン質量は電子の207倍であるが、なぜか。207は微細構造定数1/137の逆数の3/2倍であるが、それは意味がある等式か(多分ないであろう)。これは半世紀前ミューオンが発見されて以来の疑問であったが、この段階で解明されるであろう。

高エネルギー物理の将来 - 「現代物理学の歴史」(朝倉物理学大系 第20巻)に掲載予定より。

素粒子間の質量比

最後のキーワード。

素粒子間の質量比なんてしっかり理論的に解明できちゃったり、もしくは及ばずともしかるべき推論がある外挿式が出ただけで大騒ぎになることウケアイの難題なのです。ノーベル物理学賞を2回ぐらいあげてもいいかなぁ、個人的には。

と・こ・ろ・が・・・・・

トンデモないこと

と・こ・ろ・が・・・・・

円周率を求める16進表現の級数を1997年に発表したSimon Plouffe氏の文献をなにげにあさっていたら、陽子と中性子の質量比を、cos(pi/60) だと明言している ではありませんか!!!!ってpiは円周率ですけど。

根拠は準正多面体の研究からの外挿。微細構造定数の秘密もわかるし複雑多彩な各素粒子間の質量比もわかってしまう恐ろしさ。これが驚かずにいられますかってんだい、こちとら江戸っ子でぃっ

外挿をあてずっぽうと言うことなかれ。科学の進歩は最初あてずっぽうから始まるのですよ。量子の発見だって、とある学生が積分計算でなくて級数の和分だったらいいのにねと、外挿式の分母から1を引いてみたら実験結果とピッタリ合致してしまったことからなんですから。まぁその学生さんの外挿から量子を発案した師匠のマックス・プランクは偉大なおじいちゃん学者だったんだけどね。ノーベル賞もらっていますけど。

ひっぱり過ぎなので、結論を。要するに以下のURLのMSWord文書にはタマゲタという…腰を抜かしたという。

あぁ残念だ。陽子と電子の質量比まで書いてあるよぉ。6pi^5 だってさぁ。

最後に

凄すぎるから信用しませんがネタとしては最高です。不可視な幾何学空間に浮かぶ非局所的な離散座標を用いた準結晶の各頂点が…妄想が膨らみます。楽しいなぁ。残念だなぁ、こんなに面白いのに。