■はてなダイアリー - 和風Wizardry純情派

はてなダイアリー - 和風Wizardry純情派

はてなダイアリー - 和風Wizardry純情派。舞台は京都だ。突然の天変地異を思わせる異変によって京都に出現した巨大な地下迷宮。死と隣り合わせの灰と青春が、謎の異能作家によって現代の日本を舞台に緻密なタッチで紡ぎ出される。

などとアオリを書いてみました。ベニ松さんすみません【謎】いやぁこんな物語が既にはてなダイアリーで始まっていたとは。もっと早く気がつけばよかった。まだ読み始めたばかりなのですけれどね、既に罠解除に失敗したシーンで、私痺れてしまいました。その上、赤鬼(オーク)だか青鬼(コボルト)だか、いやひょっとするとアンデッドコボルドだったのかな、死ぬ前にさだかには確認できなかったけれども、最も残酷な撲殺攻撃を後頭部にうけてあの世行きになりました。いてぇよ。本当に。

私は筋金入りの狂王の試練場のファンなのですがね、Wizardryファンならば是非読んでみてください。絶対面白いから。以下のURLが最初のページですよ。

はてなダイアリー - 和風Wizardry純情派
http://d.hatena.ne.jp/WizDiary/20031101

ゲーム・Wizardry1狂王の試練場

狂王の試練場こそ、もっとも私がハマったRPGでしょうかねぇ。なんであそこまではまったのでしょうか。自分でも不思議です。所与のストーリーなんてほとんどありませんから、会話や強制イベントでストーリーが膨らむ昨今のゲームに慣れた人にはちょっとシンドイかもしれませんね。

『おお、とんぬらよ、死んでしまうとはなにごとじゃ』とか甘い事は許されません。本当に死ぬです。いや、正確にいうと、死んで、灰になって、ロストする段取りなのですが、ロストすると2度とそのキャラはゲームに登場できません。1ターンで全員ロストしてしまうこともあります。私は、Wizardryを真剣に楽しむ為に、リセットを1回も行わない誓いをたててプレイしました。すなわち、パーティーの大事な仲間達は本当に生きているのであり、ひとたび死を迎えれば2度ととりかえせないかもしれないかけがえのないイノチを持っている仲間です。パーティーの生還率に直結しますので、レベルがあがったときに能力値の動向や習得するスペルなどには一喜一憂しましたし、そもそもパーティーを最初に組む時には真剣に種族のバランスを考えたものです。地下迷宮を歩く時にはモンスターどもの気配を感じ取りながら、背中に殺気を感じながらでしたし、自分の能力以上のモンスターに出会った時にはそれこそパニックになりましたし。なにせ、死んでしまうのですから。臆病に臆病を重ねて苦労してブルーリボンを得た時の喜びはひとしおでした。ゲームバランスは、あれで良かったと思うのですね。肉弾戦、僧侶系・魔導士系のスペル戦、これまたほどよいバランスでして。ムチャなパーティー編成すると本当にダメダメですし。バックアップするパーティーも作っておいて一軍が迷宮内で行方不明になったり、ひとりを残して全滅したりするとバックアップチームが回収しに行ったり、いやあ、苦労でしたねぇ。カドルト(蘇生)に失敗するとロストするんで本当にお祈りしますものね。いやぁなつかしい。

本日、いつまでたってもラツモフィスを覚えられないプリーストの気分なので日記はこれでおしまい。

これから京都の地下迷宮に潜ってきます。じゃぁね。

ゆうきまさみ先生

はてなダイアリー - 和風Wizardry純情派』という小説はですね、ダイアリーなんですよ。で、一月分、読んできました。私の脳内の映像の絵師はゆうきまさみ先生になっています。OVAにならんかなぁ。そしたら今は持ってないけどDVDプレイヤー買いますよ、私は。猫が逃げた話で喉元にいきなり鉈が飛びこんでくるあたり、ゆうき先生に是非と思ったり。コワモテの営業さんもゆうき先生でないと描けないだろうと思いました。

では、また潜ってきます。只今地下第2層。やっぱ毒消しは持てるだけ持ってと。高いけど。

そんな書き方(小説作法)があるのか。

推理小説作家の内田大センセは(光彦に煙たがられている)後先考えずに書き進める作り方。本人にも結末がわからないのに出来あがると面白いものになっている。まぁわかる。天才はいるのだ。だが、このWiz世界はとんでもなかった。

以下『和風Wizardry純情派』のコメント欄からの引用であることをお断りしておきます。ネタばれがこわいのでリンクはしません。最初から読んで欲しいし。


#  
『人類の剣って… 真壁さんが決戦存在なのかなーとか思ってみました』
# WizDiary
『コメントありがとうございます。でも真壁はその日の文章を書く際に死ぬかどうかのチェック(2%)をかけているので、50回も潜ったら確率的には死にます。(津差0.01%、真城0.1%、翠0.5%。小寺7%、神崎5%でした) 』
# KK
『チェックって、そんなことしてたんですか…。翠さん死んだらラブコメ終了(笑)。ちなみに50回生き延びる確率は大体36%ですね。なんかダメそう…』
# WizDiary
『コメントありがとうございます。そのチェックこそがWizardryだと思います。もちろん、チェックを免除されている(死に方が決まって作られている)可哀想な奴らもいます。』
# オラト
『生存チェックがあったんですね・・・。どうしても由加里さんより翠さんに感情移入しちゃいますが、どうにかなる前に真壁さん死んじゃいそうだ・・・。』

たしかにTRPGだけどねぇ。そういう作法しているのにストーリーに破綻がない、、ってとんでもないことなんですけど。張った伏線がしっかり生きるし。うぁわ。

ひとねむりして再び大迷宮に潜った

先天的なninjaの才能を持つ鈴木秀美のチームに同行した。このチームは本日はじめて第2層に潜ったのだが、カルフォをかけてあったものの宝箱の罠解除に失敗。第4層の、それもまだ先人達にマッピングされていないところにテレポートで飛ばされてしまった。想定外の事態は死を意味する。