■はてなにおけるトラックバッククラック発生中

昨日のトラックバックによる連続スパム行為について

質問のメールが来ましたのでつらつらと書きます。さすがに昨日の私の日記では不明すぎますね。

はてなにおけるトラックバッククラック発生中

以下、おおぜいいる被害者の一人のb4-ttさんのはてなダイアリーであるhttp://d.hatena.ne.jp/b4-tt/20040419#1082375581より引用させて頂きます。

この kitano氏なる人物(ホントにヒトなのか?)は"自作自演"という言葉を使ったはてなダイアラーのURLを全て記述して「ケダモノ」という日記タイトルの中につらつらと並べているわけです。更にその日のページを日に日に更新なさるものですから、一回でも自作自演というキーワードを使ったヒトは延々と&kitano氏が更新を続ける限り迷惑な有り難い&無関係なのにウザイトラックバックをいただくという羽目に陥るわけです。

リンクするのは自由だ、だの、はてなの機能を利用しているに過ぎない。文句があるならはてなに言えだの下らない詭弁を並べているわけです。

こういう人の気持ちが分からない人物こそ「ケダモノ」でしょうに。

上でb4-ttさんがkitanoさんの詭弁であると御主張なさっている文章については探すのが大変ですので、b4-ttさんが作ったアーカイブをとりあえず参照すると便利です。無論、一次リソースをあたることも宜しいでしょうけれども、b4-ttさんがどの時点でのkitanoさんの主張に問題意識を持ったのかを固定しておくことは必要かもしれません。

kitanoさんの主張のアーカイブ
http://www2.to/nospam/kitano.htm

kitanoさんは、はてなダイアリーにおいて特定のキーワードを使ったダイアリーへのリンクを機械的に作成し論評抜きにリンクを無数に自分のダイアリーに張りつけて、その日記のタイトルに「ケダモノ」という単語を含ませています。ちょっと見、被リンクされた人全員を「ケダモノ」といっているかのように私にも思えました。kitanoさんの記述を良く読まないとわからないように出来ているのですね。kitanoさんによる論評は抜きであるということ、判断していないということ、そして「ケダモノ」リンクであること。

まぁリンクされるのは本来問題ないはずでしょう。きちんとした論評が必要なこの種のケースではkitanoさんがきちんとそれなりの表現をしてその上で参考文献として掲げるのであれば構わないと思います。それがネットというものです。仮に一回コッキリのリンクであるなら、「ケダモノ」扱いはないだろうよ、というツッコミがあるのも世の常でして、kitanoさんは誠意ある対応をすべできでしょう。きちんと表現すべきです。ですが、kitanoさんには現段階ではその意思は無いようです。軋轢があること、当初から予想していたようですし。意地でも変えたくない風情。

私が今回さらにタマゲタことには、kitanoさんによるリンク先抽出の行為がはてなダイアリーのキーワード機能を使った機械的なものであって、その多量にあるリンク先の一覧を含むkitanoさんのダイアリーを日々日々更新し続け、しかも、そのたびにリンク先へのトラックバック送信を行っているということなのです。一回コッキリなら多少むかついても無視する被リンク者が多いでしょうけれども、たびかさなると迷惑この上ないこと、気持ち的にはわかりますねぇ。kitanoさんは、自作自演というキーワード設定を被リンク者が個別に自分の日記からはずせば良いという提案すらしています。そうすれば機械的な抽出条件からはずれるので繰り返しのトラックバックは送りませんよ、と。この意見、何か違いませんか。

アーカイブされた文面のkitanoさんの現段階の御主張を繰り返し読みましたが、やはり、リンクという概念を正しく把握していないし、ましてや、トラックバックという概念も正しく把握していないことと思われてなりません。ですので論理破綻しているのです。まぁ詭弁という言い方もあるでしょう。

本当のところ、はてなダイアリートラックバック機構には根本的な考え違いがあるのではと思っています。トラックバックインフレといいますか無意識のうちにping送っちゃうというか、その種の欠陥があるような気がします。そしてその機構をkitanoさんは軋轢があることを覚悟で未必の故意にて使っているのです。はてなハッキングですね。いや、もとい、クラッキングです。しかも機械オリエンティドなソーシャルですね。詐欺ではないけど。

本来ならば、トラックバックっちゅうのは手作業でやるべきですよ。「私はあなたのこういうご意見に対して次のような記述をしました。ご参考までに。」と連絡するものです。はてなトラックバックの間違った実装を盾に、なんら論評無しで機械的にリンク先を抽出し無作為にトラックバックを何度となく繰り返し、しかも、その内容たるや、被リンク者の気持ちをいや〜んな気持ちにさせるのですから、ちょっと問題視されても仕方がありません。暴走族が夜中に徒党を組んでパパラパパラパパラとクラクション鳴らしているのと同じです。近所迷惑。リンクやトラックバックはクラクションと同じでして、それ自体に罪はありません。むしろ必要な道具と考えて良いでしょう。ですが道具を間違って使ってはいけません。ましてや、間違った使い方をしているのに道具のせいにしてはいけません。kitanoさんはリンクやトラックバックの正当性を御主張なさっておいでですし、そのことに依拠して自らの正当性を補強なさっていますが、リンクやトラックバックの意味をあえて間違って使っているように思えます。導出される結論に意味を見出せないのはそのせいです。

またもや同じ想いがよぎります。人間は、状況に影響力を行使していると感じると快なのだと。暴走族がクラクションを鳴らし続けるのは「ここにいるぜぇ」という叫びだし、その結果未必の故意にて周囲の人間にとって騒音になることも知っています。迷惑がかかること、すなわち、影響力を与えていることが快感なのです。なんで問題視されることが快感でいられるのか、私自身としては理解しかねます。幼児が発達の一時期においてワザとイタズラをこれみよがしに行い親の反応を見て喜ぶというのがありますが、まさか、あんな感覚であるとは思いたくないです。はたしてこの件、はてなトラックバック機構の機能不全を元にした幼稚なクラッキングなのでしょうか。それともあえて悪役をかってでる深慮遠謀があるのでしょうか。無差別攻撃っぽく他者を攻撃することはイラクにおける米軍と同じですよ。それはkitanoさんの批判するところではないでしょうか。

本日のこの項もはてなキーワードの編集機能は使わないでおきましょう。

おやおや?今気がついたけれど

kitanoさん、自作自演という自らの日記の表現に黒マジックぬってますね。他人に消すように言っていたからそっせんしているのかな。(違)。っていうか内容を吟味せずに変なレッテルを貼って無差別にURLリンクしている行為はまだ終焉していません。しっかりと失敗は失敗で謝罪したほうが株があがると思います。是非。人のウワサは75日ではありません。kitanoさんは、リンク内容をよく整理すべきです。正当なリンクならば私は何も問題にしませんよ。また、このまま放置ということはヒトとして許されないと思います。

なにゆえ私はここまで反応しているのかを追記

メールで忠告してくれる友達もいるのでさらに追記します。どうして私がここまで反応するのかを白状しておきましょう。kitanoさんの以下の言葉が私には耐えられないのですね。この発想が安易なケダモノリストの原点ですから。キーワードを記述した人間を無差別に公然と監視するシステムを自らの日記の上に構築する恐ろしさを感じたのです。

キーワード監視
はてなキーワードは便利ですね。
キーワードを作った読者さんはぬかりがないなぁ。
便乗してキーワードを監視します。(編集も)

kitanoさんは一見、民主主義を標榜しているかのように見えますが、その実どうなんだろう?監視国家を是としているのではないか、とう疑念です。最初に怖かったのはココなんです。実は。便利な電脳で監視する、エシュロンめいたその手法で。非人間的な機械化による手法で。ちょっとしたトラウマがあるのでこういった手法には敏感なのですね。個人と個人とのコミュニケートを大事にするはてなダイアリーの実装を逆手にとっていると、怖かったんですね。タタク為ならなんでもすると。で、本当に民主主義者ですか?と今、聞いてみているわけです。私の思い過ごしなら、行きすぎたやりかたを全てなくしてしまって欲しいなぁと。個人と個人との血の通った対話に戻って欲しいかなと。リンクという概念を理解していないのではと強い疑念を持ったのはこういったことがあるからです。

参考リンク

自作自演説:私の立場

んなわっきゃない。ナイチンゲールは売名だと言っているようなものでは?