于斯岐阿利叱智干岐

自分のためのメモ。
于斯岐阿利叱智干岐を于斯岐・阿利叱智・干岐と分解できる。阿利叱智はイリヒコ系の言葉。イラツメとも同根。貴人を表す美称。問題は、干岐。通説ではカンキと読み朝鮮のエライ人の美称とする。しかし、これをカヌチと読むことで、鉄関連の鍛冶技術を持った人物とみなすことはできまいか。ヤマタノオロチのチと同じ字をカヌチのチは使っていないのか。イズモの砂鉄をハガネにする技術があってはじめて出雲は強力な力を得ることになる。于斯岐はアジシキコヒコ神との関連を見出すべきか。
一方、ヒミコ以前の北九州では輸入したハガネを加工するにとどまっている。激突が予想される。