借りたい淫って…すばらしい誤変換

仮退院しました。6/10までに症状がおさまらないようなら手術を視野に入れた治療を始めることになりそうです。つまり再入院です。それまでは毎日が頭痛との闘いです。
現在、鼻の穴の奥にある前頭洞への入り口が炎症でふさがっています。前頭洞が密室に。部屋の内部でなにが起きているかについては、CTやMRIでは写りません。しかし確実にその部屋の中に何者かが存在していることだけは判明しています。私も映像でソレをみましたがかなり大きく白い影が。その何者かの内圧が高くなっており、神経を刺激してのたうちまわるような痛みが発生したのです。
何者かは、以下の数種類が考えられます。まず、生体内の水のようなサラサラしたもの。次に膿。次に前頭洞内側の粘膜などの腫れ。最後に、大きくなりつつある腫瘍。さきほども申し上げたように、この数種類のうちドレであるかについては現在のところ判明していません。ひとつだけわかる方法があります。頭をあけてみれば良いのです。しかし頭をあけるにあたってはリスクが高いのです。脳みそや目玉の近くにあるのでオペが難しいこと、そして、術後に治らない傷が残ることです。メスを入れる場所は、眉毛の中心線。そしてそこから延長して目頭方面に。皮膚を切開して後、げんのうとノミでコツコツと骨を削ります。手術は前頭洞の中身を掃除するとともに現在閉鎖中の前頭洞への入り口周辺を広げてしまうことになるでしょう。手術が成功しても傷跡のせいで人相が悪くなるので出来れば敬遠したいところですよね。ただでさえ非モテですから。
今後6/10まで、前頭洞入り口周辺に毎日炎症止めの点鼻薬をさします。これは痛くないです。また、抗生剤を内服して炎症を止める治療も続けます。今日、鼻カメラの写真でみたら前頭洞への入り口は確かに腫れてふさがっていました。これがおさまれば、無事に入り口開通にて、前頭洞内部の何者かがズルっと外部に出てくる可能性があります。 そうすればしめたものでして、前頭洞内部の圧力が下がり、頭痛はキレイサッパリおさまります。 この治療がうまくいかなければ、さきほどの手術となるわけです。
なお、私の場合には、他のフクビクウは綺麗そのものですので、珍しい症例とはいえます。現に鼻づまりとかは一切ありませんし。一般には、前頭洞がなにかで埋まると死ぬほどの痛みが発生するのだそうですので、現在頭痛もちであるかた、あるいは眼精疲労で目や頭が痛い方、ひょっとして?と考えてもよいかもしれません。目や頭の痛みではないかもしれませんよ。花粉症の季節ですから、それがキッカケとなって前頭洞入り口が閉鎖しているのかもしれませんしね。素人ながら考えますと偏頭痛が頭部の前のほう、顔のほうにある場合、偏頭痛特効薬のイミグランが効かない場合、いわゆる群発頭痛であるはずなのに治療に効果がない場合など、ちょっと考えてみたいところではあります。

ところで淫は借りたくありません。返すのがいやだから。