特許:回転体と量子電動機

特許:回転体と量子電動機。公開日平成13年(2001)9月28日 の特許。出願人は独立行政法人 科学技術振興機構 および 独立行政法人物質・材料研究機構

教科書、ファインマン物理学にも載っていたアインシュタイン・ドハース効果が、ナノマシン未満の階層の量子マシンレベルならば、実用可能だろうという特許。ファインマンさんによって広く知られていると思いますし、一応、アインシュタイン・ドハース効果という名前もついています。私達の目の黒いうちは実用化されないと思います。機械工作レベルでの実用化は特許が切れる頃でしょう。

生命現象では使われているのではと、ふと思いました。単細胞生物がさらに微小な繊毛をビッシリ持っていて、おのおのの繊毛が協調運動して、一本一本ぐるりんぐるりんと回転させ、その駆動によって単細胞生物が泳いでいるだけに…大自然はモーター原理として何を使っているかわかったものではありません。まだまだ私達の文明は自然から全てを学ぶだけの準備が出来ていないかもしれません。