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■ 火星極点の大地
ESAはヨーロッパ・スペース・エージェンシー。NASAみたいなもの。火星北極点の写真が公開されていたのでご紹介。氷ですかね、ドライアイスですかね(笑)
- http://esamultimedia.esa.int/images/marsexpress/009_Mars_northPole_H_1169_2.jpg
- http://esamultimedia.esa.int/images/marsexpress/010_Mars_northPole_H_1169_3.jpe
- http://esamultimedia.esa.int/images/marsexpress/011_Mars_northPole_H_volcanoes.jpe
- ESA Portal
■FirefoxとIEのInformationBar(情報バー)
IEのInformationBarのマネをしているサイト
Windows XP SP2 の Internet Explorer では情報バーというユーザインタフェースが登場しました。情報バーは、Web ページ上の危険性のあるアクションがブロックされたときに、Internet Explorer のツール バーとコンテンツ ウィンドウの間に表示されます。
まずは、Just Another Wiki - Home Sweet Homeを訪問してみて下さい。(JavaScriptを一時的にオンに切り替えてください)もしもあなたが、Windows XP SP2 の Internet Explorer を使っているのであれば以下のような英文の情報バーが出るはずです。
Internet Explorer prevented you from experiencing a better internet. Learn more ...
これは日本語では、『Internet Explorerによって、より良いインターネット体験が妨げられています。詳細を表示するには、ここをクリックしてください…』という意味のようです。
ん?おかしいぞ、と思う人はエライですね。私は最初、「あっそう、いつものね」としか思いませんでした(汗)。注意力散漫。情報バー(=Information Bar)に悪慣れしすぎてしまっているようです。上記の情報バーはフェイクです。ニセ物です。良く出来ていますね。縦スクロールしても位置がビタっとして不動ですしね。この情報バーをクリックしますと、IE以外のブラウザを強く推奨するグループのサイトである、Browse Happy ? Online. Worry-free.に誘導されます。
さて、次にBrowse Happy のグループの別なサイトにおけるデモページ、No IE Information Bar Demoを体験してみましょう。ご丁寧なことに、このフェイクな情報バーが国際化されています。日本語で表示されますよ。
仕組みはともあれ、このフェイクはIEでしか発動しません。FirefoxやOperaではこの情報バーは表示されません。ところが同フェイクを実現するJavaScriptでは特にブラウザ判定をしての処理分岐をしていない、というのですね。技術的には面白そうなのですが私には調べるゆとりがありません。Creative Commons license ですのでご自由にどうぞということでした。
私はIEの情報バーは優れた実装であると思いますし、支持致します。情報バーが出るようになってウザいから他のブラウザに乗り換える、ということはありません。他の理由で乗り換えることはあるかもしれませんが今のところ各ブラウザを併用しています。特にアンチMicrosoftでもありませんしねぇ。Browse Happy ? Online. Worry-free.はとりあえずブックマークしておくことにしました。
FirefoxのInformationBarのマネをしているサイト
FirefoxにもInformationBarがあって、たとえば自動ポップアップをブロックしたりすると表示されます。IEのほうが後発なのですよね?確か。
さて、FirefoxでもInformationBarをフェイクしているサイトがありました。CTho's Page - fake info barでご覧になれますが、Firefoxで見てください。Operaで見てもいいです(笑)。こちらは本物に比べて素朴ですけれど。
InformationBarの偽装は簡単という結論に
各ブラウザの情報バーらしきものを比較的簡単に作成できるという点がちょっと心配でしょうか。開発側解決策としては、デザイン面で、アドレスバーなどのシステム領域とHTML表示領域の境目に情報バーが配置されている現在の状況をなんとかすべし、というところでしょうか。この状況がニセ物作成を許してしまっていますので。※かつてニセアドレスバーを似たような手法で作成しているケースがありましたが現在ではMicrosoft側の対処のおかげでかなり困難になっているはずです。同様にしてニセ情報バーがフィッシングに悪用されないような工夫をもっともっと願いたいものです。
それにしても私たち利用者はどのように考えて行動していれば良いのでしょう。普段はJavaScriptオフをしておくことが良いかもしれません。